トランプ大統領、減税措置について議会との協議を発表

2020-03-10

トランプ大統領、減税措置について議会との協議を発表

トランプ大統領が、減税措置の議会との協議を発表しました。

相場が混迷を極めるこのタイミングでこの迅速な動き、コロナウイルス対策予算の際にも思いましたが、必要な時に必要なことを迅速に行う姿勢。大統領選挙戦を意識してのものだとしても、極めて優れたリーダーシップを発揮していると言わざるを得ません。

この動きを受けて戻ったもの

元々前日の記事で言及しておった通り、目先はかなりヒステリックに売られ過ぎだったところもあり、そこへ上記の偉大なる大統領閣下の減税発表が相まって、各国株式市場は軒並み反発を見せました。

また、米10年国債利回りは前日終値0.498%→一時0.741%へ大幅反発する形となりました。
更に、米国金利の急激な反転を受け、ドル/円も前日終値102.34→一時105.26へ大幅反発。

これによって、米国10年国債利回りと、ドル/円相場は、前日空けて始まった窓を埋めて、ほぼ前日の動きを帳消しに戻したような形となりました。

戻らなかったもの

一方、上記の米国10年国債利回りと、ドル/円相場が前日の窓をほぼ埋めて戻したのとは対照的に、前日の下げ幅を取り戻せなかったのは、原油と各国の株式指数です。

WTIは、サウジとロシアの価格競争は長く続かないとの見方から、前日終値 31.13→3/10 22:00時点で33.89 前日比+2.73(+8.80%)の大幅反発となっておりますが、前日空けた窓の下限が上値抵抗線になる形で、戻りが非常に重くなっています。

結局のとところ、サウジとロシアの価格競争は収まっておらず、双方ともに減産するつもりがないため、戻りは鈍いものとなると見込まれています。

また、原油価格の下落によるオイルマネーの収縮を警戒する各国の株価指数についても、それなりの戻りは見せているものの、前日の窓を埋めるに至っていません。

つまりは、今の相場の主役はコロナでもサプライチェーンでもなく、原油価格に軸足が移ったものと見ています。

結局どうするのが良いのか?

目先は売られ過ぎから強烈な反発が起きる可能性はありますが、相場観は基本、前日の記事から変わっておりません。

原油価格がしっかりと戻りを見せない限り、当面下方向と考えています。(が、このシナリオの見直し契機は、各国が協調して景気対策の巨額財政出動と金融緩和を一斉に行うケースです。)

目先は、高いボラティリティを維持したまま、日替わりで上に行ったり下に行ったり繰り返す相場であり、このような相場では、下手に動けば傷を広げます。

まずは生き残りを第一に、ベストは機械的な定期積立を継続です。

相場観は下で持っていても、定期積立は継続することが必要です。
そうしなければ、万が一今の相場観と逆に急に上に上がった時、ついていけなくなってしまい、機会損失となります。

相場において、事前に持っている相場観ほど無意味なものはありません。相場はいつも、我々の想像を軽く超えた動きをしてきます。

なので、相場観に左右されない機械的な定期積立をやめるわけにはいかないのです。

焦らず大きなポジションを取りすぎずに、丁寧に対応していきましょう。

ええ、毎日のように書いているこの呼びかけは、皆さんに対するものであると同時に、ボラティリティの高いところで安易に動きたがる自分に対する戒めですよ。

2020/3/11 22:05追記
ダウ3/10終値 25018.16 前日比+1167.14(+4.89%)

それではまた。

明日に向かってFIRE!!

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