20200224に起こった急落(コロナショック)前後で考えたこと・感じたこと・動いたこと

2020-02-28

この記事の趣旨

2020/2/24に、米国市場発で突如急落が発生しました。
2/27現在ではまだ暴落というほどのレベルでもなく、まだ市場も落ち着いていない状況です。
今回の記事は、今後の参考のために、この前後の数日間でどう考え、どう感じて、どう動いたかを記録するための個人的な記録です。

まだ結論を出すのは早いのですが、あまり時間を置きすぎても記憶があいまいになってしまうので、今このタイミングで記録することにしました。

そもそも何故こんな記事を書こうと思ったのか?

当サイトについてで既に紹介している通り、私はこれまでの人生で、相場である程度儲けた後に、調子にのって2回ほど退場しています。そこでのやり方は、所謂スキャルピング、デイトレードが主体でした。

そして今、投資を再開するにあたり、配当でのキャッシュフローを生み出すことを目指して、もともと採用していた手法とは異なる3つの手法を組み合わせて投資を行っています。その3つの手法とは以下の通りです。

  • インデックス投信の定期積立投資
  • FIREに向けての配当株投資
  • 種銭を増やすための裁量投資

上記3つの手法は、私がもともと採用していた投資手法と大幅に異なるやり方です。慣れた手法と異なるやり方で投資を行っていると、いろいろな違和感、気づき、学びがあったので、それらひとつひとつを記録して、自分独自のやり方としてなじませていくために記録をしておきたいというのがこの記事を書き始めた理由です。

急落前後のチャート



私の考えたこと・反応・行動

2/20(木)急落2営業日前
フットサルをプレイしてご機嫌で帰宅。

夜、米国相場を軽く見る。

含み益は投信\120,000、日本株\1,420,000、米国株$2200。
     
2月中相場が一本調子で上がっており、全体的に上手く行っていると感じていた。     
足元の米国企業の決算は全て好調で、直近の雇用統計、LEI等、経済指標は抜群に良い。
また、大統領選の年でもあり、金利は低いし、市場は過剰流動性で資金がじゃぶじゃぶ。
弱気になる理由は何も見当たらないと考えていた。
そのため、この日の時点では利食いはまだまだ伸ばせる、伸ばすべきだと考えていた。

2/21(金)急落前営業日
フットサルをプレイしてご機嫌で帰宅。
夜、米国相場を軽く見る。
含み益は投信\120,000、日本株\1,370,000、米国株$1800。
何がというわけではないが、何かが引っ掛かり、ポジション縮小を決断。
念のためハイテクの主力を縮小することを決める。
MSFTもAMZNもGOOGLも、業績は抜群で全て新高値をとりに行った直後だったので、ポジションを落とすかどうか真剣に悩む。 なんせ売る合理的理由が全くない。MSFTを半分(30)、AMZN/GOOGLを各1だけ残して利食い。

代わりに、GDXを200株購入。
BNDとGDXで採用比率を迷ったが、さすがに金利が市場最低レベルの現状で、
大統領選イヤーであることを考えると、このタイミングですぐに金利が下がるということも考えづらいと思い、GDX一本を採用。
     
前日まで強気でいた理由を考えると、この日弱気になる理由はなかったが、強気相場が続くのであれば、またポジションを作り直せば良いと開き直って週末の持越しポジションは縮小。

2/22(土)急落2日前
フットサルをプレイしてご機嫌で帰宅。

2/23(日)急落前日
フットサルをプレイしてご機嫌で帰宅。
コロナウイルス拡大のニュースであふれる。

これまで米国市場は、1月末にコロナウイルス感染のニュースが出た後、好調な経済指標、順調な米国企業決算のニュースに後押しされて、まるでコロナなどなかったかのような強さを見せていた。

AAPLがコロナの影響で20194Q未達のニュースが出ても強気だったし、サプライチェーンが壊滅的ダメージを受けているというニュースが出ても今の米国の強さはそんなことでは揺るがないという論調であふれていた。

そのため、自分もいつのまにか、米国市場は週が明けてもコロナウイルスのニュースに無反応だろうと考えていた。

2/24(月)急落開始日
日本祝日休場。
フットサルをプレイしてご機嫌で帰宅。

DOW,NASDAQ,S&P500が急落で米国市場が始まる。
ニュースではコロナウイルスの影響やら大統領選でトランプ不利の影響やらといろいろ言われていた。正直言って、これまで約20日以上コロナのニュースに反応していなかった米国市場だが、今更コロナで下げるということに疑問を感じざるを得なかった。

とはいえ、理由はどうだってよく、株価が下がっているという現実は認めなければならないと思った。理由はともあれ、自分は脊髄反射でMSFT残り30のうち20を利食い。
保有株のうちハイテクのDDOG,FISV,DOCUの業績を改めてチェック。業績では長期で強気の見通しを持っていたが、ポジション作って1か月に満たない期間で損切り。

翌日の日本市場が明けてからの注文として、NEXTFUNDS NASDAQ-100(R)連動型上場投信(1545)を半数(90株)売却注文を発注。

含み益は投信\40,000、日本株\1,000,000、米国株$620。
ポジション調整が早かったことで、被害が最小限に抑えられていることを実感した。
含み益が減ってしまったことについて、金曜日時点でもう少し利食いしておくべきだったかと後悔するものの、全面強気の状況で、最も強いハイテク枠を何となくという理由で全部手じまいはさすがにできないと、自分を納得させる。

ツイッターは「おはぎゃー」といういつものネタで溢れるが、まだ余裕がありそうな投稿が大半であった。

長期投資派は「こんなの暴落ではない」といい、長期で強気であると主張した。自分もまぁそうだろうなと共感した。
短期投資派は「リスク管理をしっかりと」と呼びかけた。この意見も納得できた。
よくわからない立ち位置の人たちは、強気でいられる理由や弱気になるべき理由を並べ立てた。読み流した。

ポジションを前日に縮小済みで、当日も追加縮小した上に、含み益もそれなりだったため、心理的にはかなりの余裕を持って急落を傍観できた。

2/25(火)急落2日目
朝方、日経も連れ安。メディアはコロナのニュースで溢れ、ツイッターはまだまだ余裕のある書き込みが主流。
でも株クラの人たちの投稿がすごい勢いで増えてきたので、きっとみんな不安なんだろうと思った。強気である理由を主張するツイートが増えたので、多分まだ下がるだろうと思った。
ただし、ツイートに悲壮感は感じられず、これでは突っ込んでもまだ買えないと思った。

足元の業績は良いので、コロナが収まれば上に飛んでいくという主張も多かった。そう思うなら、コロナが収まる見通しが立ってから買えば良いのに、何を必死になって主張してるんだろうと思った。

また、このタイミングで買い向かいましたとツイートする勇者が現れた。もし自分がリアルタイム売買ツイートをやって含み損を抱えてしまったら、きっと損失を出して恥かくのが嫌で、意地を張ってロスカットのタイミングが遅れる事になるだろうから、自分は慎もうと思った。

夜、米国市場を少し見る。まだまだ下げ止まらない。ボリュームも中途半端で、まだ底ではないと判断。臆病な私は様子見を選択。

ツイッターにはまだ長期で強気を主張する書き込みが並んでいた。確かに材料を見ると、足元の米国企業の決算は全て好調で、直近の経済指標は抜群に良く、大統領選の年でもあり、金利は低い、過剰流動性で資金がじゃぶじゃぶと、いい条件のオンパレード。

上がる理由が山ほどある中での急落で、本当に自分が正しいのか何度も疑う。しかし、どんな理由があろうとも目の前の市場価格こそが現実であり、それに逆らって良い事など何一つないので、下がる理由に全く納得はしていないものの、自分はとりあえず弱気継続で動かず。

含み益は投信-\20,000、日本株\900,000、米国株—$400

その昔デイトレやってた頃であれば、含み益を利食いせずに下がるに任せるというのは我慢出来なかっただろう。けど、利食いを伸ばして含み益を大きく持つようにすると、多少の下げでは利益を食い潰さないので、心に大きな余裕ができることに気がついた。長期派はとりあえず、大きい利が乗るまで、上がると信じるものを愚直に積み上げればいいのね。

2/26(水)急落3日目
フットサルをプレイしてご機嫌で帰宅。
夜、米国相場を軽く見る。

金曜に買ったGDXは何の役にも立たず、ただ足を引っ張るだけなので、現金の方がよほどマシと考えて早々に200全部損切りした。-$160
GDXを損切りして浮いた枠で、MSFTがそこそこの出来高作って反発していたので、打診で10だけ買い。WORK10,DOCU3も買い戻し。

フットサルやりすぎて体の疲労が酷いのですぐ寝る。

明けて含み益は投信-\120,000、日本株\780,000、米国株—$980

含み益は減ってきたが、急な変動でも気分は非常に落ち着いている。恐らく含み益幅が大きく、リスクポジションが限定的だからだと思う。キャッシュは偉大。

2/27(木)急落4日目
翌朝起きるとまた下がっていた。まだまだ戻りが弱いらしい。

日経も下げ止まり見せず。

ただいまフットサルプレイ中。休憩中にこれを書く。

ここ数日で分かったこと、気づいたこと

  • 配当FIRE目指して長期投資心がけているはずが、私の考え方が完全に短期寄り
  • 私は恐らく含み損ポジションを抱え続ける事に非常に弱い。
  • 裁量投資枠があると、自分のクセが出やすくなる。
  • 裁量投資枠を徐々に圧迫してロックしていくという意味で、インデックス積立投資手法は優秀。
  • インデックス積立投資は優秀ではあるが、長期低迷の可能性の恐怖に耐える鋼メンタルが必要。簡単なようで実は難しい。
  • 強気材料のニュースばかりでも、下げる時は下げる。
  • 配当投資は思ったより難しい。含み損を抱えている時、株数を減らさない事が、そのまま損切りをサボっている形になり、相反する考えで動きづらい。
  • 付け焼き刃でGDXを買ったのは完全に余計な動きだった。
  • 納得いかない金や金鉱株、債券を中途半端な気持ちで買うくらいなら、現金で持っていた方がマシ。
  • 人は自分のポジションが痛むと、自分のポジションは正しいと主張したくなるらしい。自分が正しいという理由を並べている事に自分で気づいたら、きっとそのポジションは間違っているのだろう。見直しを考えるべきだ。
  • 含み益と現金は偉大だと感じた。心に余裕が生まれる。
  • 真先に切ったハイテクセクターは、意外に強かった。
  • 相場が荒れているタイミングでフットサルなどの没頭できる趣味があるのは良い。余計なことを考える時間がなくなる。
  • サラリーマンは夜中起きてられないので、米国株短期はエントリー、イグジットがいい加減になって厳しい。米国株短期はやめた方がいい。
  • この急落の中でもブレないスタイルの人達がいる。そういう人のやり方、考え方を学ぶべきだと感じた。
  • まだまだ相場は荒れ模様。

    それでも、明日に向かってFIRE!!