アセットアロケーション戦略、ポートフォリオ管理ルールの策定

2020-02-26

今回の記事の趣旨

今回の記事では、今まで適当に肌感覚で行っていた、アセットアロケーション、ポートフォリオ管理のルールについてまとめたいと思います。以下の流れで進めます。

今回の記事の流れ

  • まず、現状のポートフォリオの状態を把握します。
  • 次に、理想のポートフォリオ状態に近づけるよう調整の方針を決めます。
  • 最後に、検討した方針をまとめます。

ポートフォリオの現状把握

まずは、ポートフォリオの現状を把握します。

現金とリスク資産の比率のチェック

最初に行うのは、現金とリスク資産の比率のチェックです。この手の管理作業は、資産運用を続ける限りずっと続きます。毎度の作業で楽をするため、ツールを使ってチェックしましょう。私はマネーフォワードを愛用しています。

以下が現状の現金・リスク資産の割合です。

項目 金額 割合
現金・預金・仮想通貨 \15,564,859 54.64%
株式(現物) \11,024,762 38.70%
投資信託 \1,581,934 5.55%
年金 \315,502 1.11%

一般的に、現金とリスク資産の割合は、以下のようにするのが良いとされています。

  • リスク資産の割合=(100-年齢)%(以下にするのが良い)
  • 現金の割合=(年齢)%(以上にするのが良い)

今まで現金とリスク資産の配分は肌感覚で行ってましたが、現状を見ると上記の一般論の枠内に収まっています。

とはいえ、私の投資目標はそこそこハードルが高いので、基本的には上記よりもリスク資産の配分を高く取り、通常はリスク資産65%:現金35%程度で投資しています。現在の配分が一般論の枠内に収まっているのは、2/24にアメリカで大きめの調整があり、リスク資産の割合がかなりハイテクに寄っていたため、直前と当日に多少リスクオフで現金比率を高めたからです。

また、初期はある程度のキャピタルゲイン目的でリスクコントロールしながら資産の最大化にも取り組みますが、最終的には配当収入でキャッシュフローを生み出す形でFIREを実現することになります。そうなると最終形態は必然的に配当を生み出す資産の割合が多くなり、完全体では配当を生み出すリスク資産100%に近い極端な形になると思います。(そう考えると、今更ながら、配当投資によるFIREって一般的なアセットアロケーションからかなりかけ離れていて怖い投資法ですね・・・。)

ともあれ、リスク資産と現金の割合は、最終形態を達成するまでは、今後もリスク資産65%:現金35%を目途に配分します。

リスク資産の内訳

次に、リスク資産の内訳を見ていきます。

区分 金額 割合
現物株式 \11,024,762 85.32%
投信 \1,581,934 12.24%
年金 \315,502 2.24%

さて、リスク資産はその中身を見るだけ見ましたが、この中身の配分については、基本的に何もしません。理由は以下の通りです。

私の口座では、投信は積立NISA、年金はiDecoで毎月機械的に積みあがっていく形にしています。何のためにそんなことをしているのか?それは、私自身にルールによる機械的な投資を課して、裁量で追加投資する枠を減らすためです。

私は当サイトについてで紹介した通り、2回ほど投資で退場した経験があります。2回とも儲かっていなかったわけではなく、儲かった後に過剰なポジションを積み上げて、ポジションが大きすぎたことによって、ちょっとした事故で敢え無く退場しています。ともすれば裁量で過大なポジションを取りすぎる傾向があることを重々承知しているため、裁量で動ける枠を少しでもロックすることによって、過大なポジションを取れないように自分を縛るためです。

従って、現金とリスク資産の比率の管理は行いますが、リスク資産の中で現物か投信か年金かという枠のコントロールは基本的に行いません。投信と年金は、機械的に積みあがるに任せます。

現物資産の内訳

さて、いよいよ現物資産の内訳です。ここで、前回作ったポートフォリオ管理ツールが威力を発揮するわけですね。ポートフォリオ管理も毎回の作業になるので、極力楽をしたいものです。では見ていきましょう。

日本株口座内容

証券コード1545,1546,1547等が50%以上を占めており、日本株口座を謳いながらも中身は半分以上米国株です。残り半分はほぼ優待です。投資効率は落ちますが、優待株は放置します。ここに手を入れるつもりはありません。

だってタダでハンバーガーや牛丼食べたいし。

人間、誰もがみんな三菱サラリーマンさんやりんりさんのように、人として大事な何かを捨てて、マシンのようにストイックに投資できるわけではなく、投資を続けるモチベーションとして、ご褒美的な何かちょっとしたものが必要です。人間だもの。

米国株口座内容

ハイテクについてリスクオフしたばかりなので、個別はだいぶ薄くなってますね。全体的にハイテクの枚数が打診程度になっています。

日本株・米国株口座比率

最初に述べた通り、中身はほぼ米国株です。日本株は優待目的以外はないので、基本的にこの割合もコントロールしません。

日本株口座内の比率

優待目的のため、同様にコントロール対象外です。ただ、管理が面倒なため、いずれ実質米国のETFはどこかで整理しようと思います。

米国株口座内の比率

だいたいの割合は、もともとハイテク25%、ゴールド(金鉱株)+債券で25%、残りを配当株枠で組んでいました。直前のリスクオフによるポジション調整で、今は少し乱れています。今後も暫くこの割合で様子を見ますが、最終的なFIRE実現の配当株ポジションが増えれば、いずれ自然にバランスは崩れていくはずなので、どこでどう切り替えて行くのが良いか、追い追い考えていきましょう。

なお、配当株枠は配当を積み上げることが目的のため、基本的にはポジションを減らさないように、個別株の減配以外の理由で株数を減らさない方針とします。

さて、これで現状の口座の中身は一通り見ることができました。

ポートフォリオ調整の方針

さて、これまで見てきた現状からすると、当初の方針「リスク資産65%:現金35%」に対して、実際は「リスク資産45.36%:現金55.64%」となっており、だいぶリスクオフに偏っています。現在は相当な高値圏にあるため、いきなり無理にリスク資産の割合を引き上げるのではなく、様子を見ながら逐次投入で割合を高めるように調整します。

過度にポートフォリオをいじりすぎないようにするため、よほどの理由がない限り、見直しのタイミングは、毎月末とします。

ポートフォリオ管理方針のまとめ

今回検討した内容をまとめます。

  • リスク資産と現金の割合は、65%:35%を基本とします。
  • リスク資産の中で、現物株・投信・年金の割合は管理せず、投信と年金は自動で積みあがるに任せます。
  • 日米株口座の割合も管理しません。
  • 日本株口座も基本割合は管理しません。
  • 米国株口座の中身は、ハイテク25%、金鉱株+債券で25%、配当株50%とします。
  • ポートフォリオの見直しは毎月末に実施

これでポートフォリオ管理の方針もまとまりました。今後は、上記の方針で運用しながら、不都合があればトライ&エラーで修正していこうと思います。

それではまた。

明日に向かってFIRE!!