配当フォーカスポートフォリオで問題児と化してしまったSPYDに対して、どう対処して行くかという問題

2020-03-21

高値掴みしたSPYDが、持ち主に牙をむく!

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株猿

こんにちわ、株猿です。コロナショックの直撃を受けて、私の米国株ポートフォリオの資産は軒並みダメージを受けています。その中でも、特にSPYDの傷み具合が非常に大きくなっています。

米国株ポートフォリオの現状確認

2月29日時点の米国株ポートフォリオ

3月20日時点の米国株ポートフォリオ

ポートフォリオを組み立て始めて間もないため、全ポジション総資産の2.5%以下で抑えて組成を開始しました。一定期間保有して、それぞれの動きの癖を掴んでから、自分に合う合わないを判断した上で、最終形を目指すというやり方で始めたこのポートフォリオ。

将来的には「自分に合うもの」に集中して絞っていくことで、投資に掛ける手間を減らして、その分家族とフットサルに時間を割こうと目指していたところです。

が、始めて間もなくコロナショックを食らったわけですね。

コロナショック前後でのSPYDへの印象の変化

始める前には高配当で魅力的に見えたSPYD。設定されてから比較的歴史の浅いETFでしたが、その高い分配金利回りに惹かれて、元々はこれを配当フォーカスポートフォリオの中核に据えるつもりでした。

しかし、こうしてコロナショックを食らった後で見てみると、また違った景色が見えてきます。

ボラティリティが高いことは事前に調べて分かっていたのですが、実際に直撃してみると非常に痛い。とても痛い。今回試してた銘柄群の中でもぶっちぎりに痛い。

そんなに痛い銘柄を、果たして自分の配当ポートフォリオの中心に据えていいのかどうなのかと、そう疑問を持ってしまったわけです。

事前の調査でボラティリティの高さを分かったつもりになっていても、持ってみないと実感がわかないこともあるといういい例ですね。(だからこそ私は本腰を入れる前に、一定期間小さいポジションを入れて観察期間を置くようにしています。)

配当フォーカスETFの、自分のポートフォリオ内での比較

自分の3月20日時点のポートフォリオ内でのパフォーマンス比較は以下の通り。
SPYD -42.64%
HDV -31.10%
VYM -29.06%
VIG -26.83%

と、SPYDがぶっちぎりでパフォーマンスが優れません。もちろん購入タイミングも多少異なるので、自分のポートフォリオだけで評価はできません。なので、時間軸を合わせて客観的にどうなのかというところを改めてチェックしていきます。

時間軸を合わせて比較(配当込みトータルリターン、リスクリターン)

YTD

SPYDの下落率がぶっちぎりです。

2016/1/4~2020/3/20

SPYD設定来の比較で見ても、ぶっちぎりで無視できない差がついています。

配当フォーカスETF比較結果の結論

いかに配当利回り重視とは言え、上昇相場で他のETFに劣り、下落相場ではぶっちぎりでドローダウンがデカいETFをポートフォリオの中心に置くのは賢い選択ではない

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株猿

ポジション組んだ直後にコロナショックを食らったのは運が悪いとも言えますが、一方で、もしコロナショックを食らわずにこのまま進んでいたら、私はSPYDに軸足を置いたポートフォリオを組んでいた可能性がかなり高いと言えます。そう考えると、集中投資に切り替える前にダメージを食らって、きちんと判断する材料が増えたので、ある意味運が良かったと言えるかもしれません。

自分の原点に立ち返る

そもそも自分は何故この配当系ETF群に手を出したのか、原点に立ち返って振り返ります。

①配当系ポートフォリオを組むと決めた理由
→配当のキャッシュフローによってFIREを実現するために、その実現手段として使う

②配当フォーカスポートフォリオの組み方、考え方
→配当個別株は、配当利回りの高いものを多少入れて、配当利回り向上につなげる
→個別のみでは何かあった時にリスクが大きいため、配当フォーカスETFを入れてリスク分散を図る

③何故これらの配当フォーカスETFを検証することにしたのか?

SPYD トータルリターンは悪いが配当利回りはまぁまぁ良いため、早期にキャッシュフロー向上を体感するため
HDV HDVは原油株の組み入れが大きかったので元々私の評価はネガティブで、あまり持つつもりはなく、そのため1株だけになっている。私の基本的なやり方は、まず調べて、ある程度触って、体で覚えて、改めて調べるなので、触らずに判断するのもよくないと思い、とりあえず入れてはみたものの、やっぱり合わない。
VYM 分散が効いている。分配利回りもまぁまぁ良い。配当利回りの成長率もまぁまぁ。
VIG 分配利回りは今一つだが、トータルリターンは非常に良い。VOOのリターンを超える可能性がある点を評価した。

配当フォーカスポートフォリオを今後どうしていくか

  1. 投資金額もさほど大きくはないので、ボラティリティも高い今の相場ではSPYDの損切等はしない。
  2. 中長期で、リーマンショックまたはそれ以上のリセッションが発生する可能性も想定しているが、まだコロナショックが発生して1か月めなので、先は長いと考えている。そんな中で、SPYDのこのドローダウンの大きさは少し頂けない。だから、とりあえず3年先までSPYDの買い増しは停止する。
  3. 同様の理由でHDV君も脱落。HDVはポジションも小さいし、もう要らないのでどこかで切る。
  4. 3年先にどうするかは決めていないが、SPYDもHDVも、何かキャピタルゲインが出た銘柄とセットで損益通算して節税の種にする。
  5. 配当フォーカスETFの中核は、今後もう少し時間をかけて、最終的にVIGかVYMどちらか一本に絞る。

最終的にどういう形の投資にしたいのか?

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ボールガール

で、結局最終的にどういう形の投資にしたいの?
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株猿

Simple is best!
投資はシンプルなのが良いと思うんだ。
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ボールガール

リターンが良ければ、多少複雑になってもいいんじゃないの?
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株猿

あんまり複雑で手間が掛かるような方法だと、家族に掛ける時間もフットサルに掛ける時間もなくなっちゃうでしょ。その点、例えば定期積立投資のような究極の手間いらずであれば、一切時間を掛けずに自分の時間を自由に使えるわけだ。だから、シンプルでかつ配当キャッシュフローを生むような、そんな形の実現を目指して今後も色々触っていじっていじくり倒して最終形を探っていこうと思ってる。

人生を豊かにするための投資なのに、投資に掛ける時間で人生削ってりゃ世話ないじゃない。
だから、投資はシンプルに時間が掛からないのが一番いいと思う。

もちろん、投資が楽しくて楽しくて仕方ないって人は投資に時間を掛ければいい。
でも、俺は家族が大切だし、フットサルも大切で、そっちに時間を掛けたいんだ。

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ボールガール

投資において自分にとって何が大切かというのは、人によって全然違うのね。見落としがちだけど、それぞれの大切にしたいものにフォーカスを当てて投資をするという観点も見失わないようにしなくちゃね。

それではまた。

明日に向かってFIRE!

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