Trend is Friend!決してトレンドと戦ってはいけない理由とは?

2020-03-27

ダウは一番底から大幅反発!

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株猿

3/26のダウ終値は22.552.17 前日比+1351.62(+6.38%)となっており、続伸しています。
底打ちだ、買いだとか浮かれている向きもありますが、果たして今は本当に買いに適したタイミングなのでしょうか?
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球子

こんなにも上がっているんだし、もう強気相場に変わったんじゃないかしら?
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株猿

「Trend is Friend」って言葉は聞いたことがあるかな?
投資家は、トレンドとは戦ってはいけないんだ。トレンドには絶対勝てない。
投資家はトレンドを味方につけて、トレンドに乗って投資をするのさ。

チャートから直観的に分かること

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株猿

下の画像は、S&P500の1年チャートで、赤い線が移動平均線だね。ぱっと見て、何か気づいたことはないかな?移動平均線の向きと、株価の動きの関係に絞って考えてごらん?

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球子

移動平均線が上に向いているか下に向いているかで、ローソク足の色が違うってことかしら?移動平均線が上に向いている時は、ローソク足が白いものが多くて、移動平均線が下向きの時はローソク足が黒いものが多い!
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株猿

その通り。

移動平均はトレンドを表す

移動平均とは、株価の一定期間の終値の平均値です。その時点の動きだけではなく、一定期間どういう向きに動き続けて来ているかということを表します。つまり、移動平均は株価のトレンドそのものなのです。

移動平均が上向きということは、株価は上昇トレンドにあります。
移動平均が下向きということは、株価は下降トレンドにあります。

移動平均と株価の関係と考え方

先ほどのチャートを再び見てみましょう。

直感的に見て、
移動平均が上に向かっている時は白い線(陽線)が多くなっている
移動平均が下に向かっている時は黒い線(陰線)が多くなっている

ことに気づくと思います。

陽線とは、「始値よりも終値が高い」ことを意味します。
陰線とは、「始値よりも終値が低い」ことを意味します。

移動平均を利用した単純売買戦略

これを売買戦略に置き換えると、以下のようになります。

移動平均が上に向かっている→陽線が多い→始値よりも終値が高い→始めに買って終わりで売れば利益が出る
移動平均が下に向かっている→陰線が多い→始値よりも終値が低い→初めに空売って終わりで買い戻せば利益が出る

直感的に見ただけでも、上記の戦略が有効そうだということが見て取れると思います。

検証

この直観的な推測が本当に正しいのか、ヒストリカルデータで検証してみます。それぞれ以下の条件で検証します。それぞれ1株で取引するものとします。ヒストリカルデータは米国のyahoo financeからDLしました。

検証の前提条件

対象データ:1年チャート(週足、2019-4-1週~2019-3-23週)
売買単位:1
売買戦略:13週移動平均の値が前週より上なら、週の始値で買い、週の終値で売る
     13週移動平均の値が前週より下なら、週の始値で売り、週の終値で買う

検証結果

勝率 67.3% 通算損益 1208.05ドル

検証結果の詳細はこちら
検証結果詳細(google spread sheet)

このような結果になりました。

このデータから分かること

トレンドに従った順張りは、勝率・期待値共に高いということが分かると思います。

つまり、トレンドに逆らってもいいことはないってことです。

さて、ここで改めて最初のチャートに戻ります。今のトレンドはどちらに向いているでしょうか?

今、指数が大きく戻しているのは、あくまで逆張りに過ぎません。
本格的に大きなポジションで買うのは、トレンド、つまり移動平均が上向きになってからでも遅くはないのです。

今回のまとめ

  • 移動平均線はトレンドそのもの
  • 移動平均が上に向かっている場合、買いエントリーで利益を出しやすい(売りは損失を出しやすい)
  • 移動平均が下に向かっている場合、売りエントリーで利益を出しやすい(買いは損失を出しやすい)
  • トレンドに逆らってもいいことはない
  • Trend is Friend!

注1※今回紹介した移動平均戦略は、期間・移動平均の取り方によって成績が大幅に変わります。
   最適な周期を探るには、銘柄ごと、時間軸ごとに膨大なバックテストが必要になりますので、採用には注意が必要です。
注2※また、トレンド戦略は保ち合い相場では効果を発揮しないという弱点があります。
注3※インデックス積立投資も、超長期のトレンド戦略の一種です。
注4※今回のストラテジーは、トレンドがフレンドだということを示すために、「移動平均が前の週より高かったら、始値で買い・・・」という前提でやっています。移動平均はその週の値を含むため、時間軸が逆になっているため現実では絶対に採用できない戦略です。あくまで過去のデータを利用して、トレンドに逆らわない論拠を示すためのストラテジーだという事にご留意下さい。

とは言うものの、これらの注意点を差し引いても、大まかな話としては、トレンドはだいたい友達と思っておけば良いです。

それではまた。皆様に良き投資ライフを!

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